【普普♀】『君となら』【〓死ネタ注意】

「あんたがいるなら大丈夫。怖くなんかないから」
 
久しぶりに夢を見た。  悲しい悲しい、愛しかった彼女との別れの夢。                
あれが彼女の最後の言葉だった。
どうしてあのとき俺は動けなかったんだろう。
後悔だけがずっと残る。
 
あれは、随分前のことだっただろうか。
俺達は戦う為に生まれてきた。
沢山の戦法を学びつつ、新たな感情を抱いた。
それは彼女に対する「好き」「愛しい」等の“恋愛的感情”だった。
当時の俺には理解出来なかった感情。認めたくなかった感情。
 
 
 
 
幾年たったある日。
それは突然の出来事だった
「また戦争かよ…」
「仕方ないだろう、それにな、お前らは…」
「聞きたくないっ!!」
「!?」
「ユール…?」
「あたしだって…もっとやりたいことあるのにっ…」「「もう出兵している。」
「なっ…」
「早く行きなさい、ギルベルト、ユールヒェン。」
「はい。」
「……。」
 
 
「思ったより数が多いな…」「だな…」
「まぁいい。行くぜ。」
「…あぁ。」
 
今まで戦った中でも手強い奴らだった。
全く、という訳でもないが歯が立たなかった。
そんな中俺は脚を負傷していながらの戦いだった。
脚の痛みに気を取られた瞬間、銃が突き出された。
この状況じゃ逃げようも逃げられない。諦めたとき、彼女の姿が目の前に…
 
「あんたといた日々、楽しかった、大好きだったよ」「「まっ…!!」
「あんたがいるなら大丈夫。怖くなんかないから。」
バンッ!!
 
 
 
 
 
彼女は死んだ。
結局、プロイセンは負けた彼女が言っていた、やりたいこと、それは「恋愛」や「お洒落」、「友人との関わり」だったのだろう。しかし、彼女は普通の女の子なら誰もが経験するとこを経験せずに死んだのだ。
 
            
俺は彼女の死を忘れることはないだろう。
 
      ―BAT END―
 
 
 
 
なんだこの駄文^P^
なんとなく書いた。だけ。